太陽光は無料の暖房

2024/02/13

ご無沙汰しております。

NEWSで告知もしていたのですが

週末はモデルハウスで見学会を開催していました。

ご来場くださった方、ありがとうございました。

仕様についてのご質問もいただきましたので

インスタやブログをこまめにあげていかねばなと反省しております。

コツコツあげていきます。

というわけで今回はタイトルのとおり、太陽光に関することを。



快適かつ低燃費な暮らしを実現するにあたって

かなり大事なことが日射の取得と遮蔽です。

寒い時期は積極的に太陽光を取り込むことで暖房費の削減

暑い時期はしっかりと遮ることで冷房費の削減

それぞれ図ることができます。

方法としては大雑把な説明になりますが

・日あたりのいい土地を選び、日射の角度が計算しやすいよう南向きに設計する

・季節によって変わる日射の入射角度を検討し、軒の出や外部ブラインドなどによる日射遮蔽手段を検討する

といった方法により日射コントロールを行い、日射の取得と遮蔽を計画していきます。

これにより、快適かつ低燃費な暮らしにまた一歩近づくことができます。



ただ上に書いた内容はあくまでセオリー的な話であり

土地的にどうしても日射が取りづらかったり、好みの外観デザインによって日射コントロールができないといったこともよくあります。

そういった場合でも断熱補強など快適な暮らしを実現する方法はありますので、あくまでも快適かつ低燃費な暮らしを実現するための一つの要素だと思っていただければいいんじゃないでしょうか。



とはいえ頭の方でかなり大事と書いたのも、もちろん事実です。

せっかく太陽光を有効活用できるのに、知らなくてやらなかった。

とかもったいないですからね。



最後にちょっとおまけを。

本日2月13日、晴天ですが外は13時時点で14℃です。

日射熱取得率が0.47と0.62の窓ガラスが入ってる2邸のリビング室温を載せます。

ちなみに多少角度は振れてますが、どちらもほぼ南向きに窓を配置した2邸です。

まずは日射熱取得率0.47のリビング(Ua値は0.4)


上より熱を取り込みやすい日射熱取得率0.62のリビング(Ua値は0.46)


エアコンの大きさに稼働状況、窓の大きさなど検証すべき点は多々あるのですが

同時刻、似たような間取りであったとしても窓や性能によってはこのくらい差がでますね。

夜間にかけての温度変化が少ないので個人的には上のリビングのほうが快適に感じます。

下は冬でもめちゃくちゃ暖かくなるのですが、気をつけないとオーバーヒート気味になってしまいます。

ぶっちゃけこれ自邸なんですけどね。

上が現モデルハウス、下が約5年程前のモデルハウス(自邸)です。

これでUa値が0.4と0.46なんで面白いなと思ってます。

その辺の違いの話とかもまた書きますね。

それでは今回はここまでで。

お付き合いいただきありがとうございました。

寺園

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